ピックルボールとは?3分でわかる注目の新スポーツ【初心者向け完全ガイド】

近年、アメリカを中心に世界中で急速に人気を集めているスポーツ、それが「ピックルボール」です。
テニス・卓球・バドミントンの要素を融合したこの新感覚のラケットスポーツは、子どもから高齢者まで幅広い世代に愛され、初心者でもすぐに楽しめるのが特徴です。
この記事では、ピックルボールの基本情報からルール、魅力、始め方までを詳しく解説します。
1. ピックルボールとは?
ピックルボールは、1965年にアメリカ・ワシントン州で誕生したスポーツです。
当初は家族で楽しむために考案されましたが、手軽さと奥深さから人気が広がり、現在ではアメリカ全土、カナダ、ヨーロッパ、アジアなど世界各国で競技人口が急増しています。
特徴
コートサイズはバドミントンのダブルスコートと同じ(6.1m × 13.4m)
ネットはテニスより低い(中央で約86cm)
パドルと呼ばれる板状のラケットを使用
穴の空いた軽量のプラスチックボールを使用
2. 基本ルール(初心者向け)
ピックルボールのルールはシンプルで、初心者でもすぐ覚えられます。
サーブ
下から打つ「アンダーハンドサーブ」が基本
ボールは斜めのコートに入れる
サーブ権は1回のみ(ミスしたら交代)
得点方法
サーブ権を持っているチームのみ得点可能
先に11点(または15点、21点)を取ったチームが勝ち
必ず2点差以上で勝利
ノーバウンズゾーン(キッチン)
ネットから両サイド2.13mのエリアは「ノーバウンズゾーン」
この中ではボレー(空中で打つ)が禁止
3. 必要な道具と選び方
ピックルボールを始めるために必要なものは以下の通りです。
パドル
素材:グラファイト・カーボン・コンポジットなど
重さ:軽め(220〜250g)は操作性◎、重めはパワー◎
初心者は軽めで面の広いパドルがおすすめ
ボール
インドア用(穴が大きくて少ない)
アウトドア用(穴が小さくて多い)
シューズ
テニスやバドミントン用の室内シューズがおすすめ
グリップ力と安定性が大切
4. ピックルボールの魅力
年齢・体力を問わず楽しめる
子どもから80代以上までプレー可能。運動経験がなくても始めやすい。
怪我リスクが低い
コートが小さく、全力で走る場面が少ないため膝や腰に優しい。
社交性の高さ
ペアを組んでプレーするため、自然に会話や交流が生まれる。
健康効果
中強度の有酸素運動で心肺機能向上やダイエット効果も期待できる。
5. 日本での始め方
体験会に参加する
「ピックルボールナビ」や地域のスポーツ施設で開催情報をチェック
体験会なら道具貸出あり、手ぶらで参加OK
初期費用
パドル:約5,000〜15,000円
ボール(4個セット):約1,000円
シューズ:3,000〜10,000円
持ち物
動きやすい服装
タオル・飲み物
室内シューズ(必要な場合)
6. まとめ
ピックルボールは、ルールが簡単で誰でもすぐに始められるスポーツです。
少ない道具で気軽に始められ、年齢や体力に関係なく長く楽しめるのが魅力です。
まずは近くの体験会やサークルを探して、一度プレーしてみましょう。
あなたもきっと、この新しいスポーツの虜になるはずです。
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